コガネムシの幼虫の駆除方法まとめました | コーヒーの木

2024年9月1日


みなさんこんにちはOKBです!

毎週コーヒーの木に肥料を与えているのですが、混ぜ込んでいる時になんとコガネムシの幼虫を発見してしまいました😱😱
なので全力で幼虫の駆除を行いました。

YouTube動画

コガネムシの幼虫をなぜ駆除するか?

そもそもなぜコガネムシの幼虫を駆除するのかについてですが、コガネムシの幼虫は植物の根を食べてしまうからです。

葉や幹に付着する害虫であれば簡単に取り除くことができますが、鉢の土に産卵されてしまうと、簡単に気づくことができず、気がついたタイミングでは根のほとんどが食べられてしまい、取り返しのつかない状況に陥ってしまっているということもしばしばあるそうです。

なので、そのような食害を防ぐためにコガネムシの幼虫を駆除する必要があります。

対応したこと

ここからは私が実際に駆除するために行った内容です。

鉢を水に浸す

まずは鉢を水に浸す浸水作業を30分間行いました。

浸水作業.png

ネットやYouTubeから得た情報では、浸水作業を行うことで

  • 呼吸ができず死滅
  • 酸素を求めて土から出てくる

と記載してありましたので実行してみました。
しかし表面には出てきませんし、後ほど対応した土を入れ替える作業で幼虫が出てきましたので
浸水作業だけでは駆除することができませんでした。

ちなみにですが30分水につけただけでも5枚程の葉が茶色に変色してしまい、最終的に8枚の葉が落ちてしまったので、浸水作業は根を痛めるリスクがそこそこ高いと思われます。
葉の変色.png

土を全て確認する

浸水作業で駆除できたと考えておりましたが、5cm程の深さに幼虫がいることが確認できたので
土を全て確認する作業を実行しました。
コガネムシの幼虫発見.png

実行するにあたって

  • 確実に駆除するために根から土を全て取り去る

という作業を行いました。

この作業を行うことでコーヒーの木が傷んでしまうかもしれませんが、枯れることに比べたら軽傷だと考え実行しました。

その結果7匹も出てきましたので、実行して良かったと思いましたし、被害も出ていないように感じましたので、土を確認するという作業は一番手っ取り早いと考えます。
※駆除前に5匹ほど確認しておりますが、衝動的に全て駆除してしまいました。合計12匹いたということになります。

コガネムシの幼虫一覧.png

コガネガードという商品で再発防止

今回は屋外に配置していたコーヒーの木の鉢にコガネムシが産卵したので、幼虫が鉢に入り込んでしまいました。
なのでコガネムシの産卵を未然に防ぐ、コガネガードという商品を購入して鉢の表面に被せました。

コガネガードの紹介.png

コガネガードを装着.png

物理的に侵入を防ぐことが可能なので、土を満遍なく確認した後の再発防止策として必須の作業です。

殺虫剤という選択肢について

私はオーガニック栽培にこだわっているので殺虫剤は利用しておりませんが、住友化成園芸さんから「GFオルトラン液剤」という商品が出ておりコーヒーの木にも使用可能です。

コガネムシの幼虫に適用可能な薬剤の情報について
コガネムシに適用できる薬剤.png

コーヒーノキに利用可能な薬剤である、GFオルトラン液剤について
GFオルトラン液剤.png

こちらの商品は液剤を根にかけることで根が殺虫剤を吸収し、その根を幼虫が食べることで死滅させることができるという流れらしいです。

私が実行した季節は8月で暖かい時期でリスクが小さかったですが、真冬や弱っている状態だと想像以上にリスクが大きいかもしれないので薬剤を利用するという選択肢もありだと思います。

まとめ

まさか私の鉢にコガネムシが入り込んでいるとは思いませんでしたので、本当にびっくりしました。
幼虫や肥料の与え方など、まだまだわからないことだらけですがコーヒーの木と共に成長し、早くたくさん安定的に収穫できるように、もっと勉強を重ねていきたいと思います!

今後もコーヒーに関する情報を発信していきますので、 よろしければ、YouTubeのチャンネル登録と高評価、よろしくお願いいたします!

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